2016年01月02日

バイト帰りに起きた怖い話 夜道で少年に追いかけられる体験

管理人が人から聞いた話。


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俺にはまったく霊感がない。


お化けとか幽霊とかそういう類いのモノは、一切見たことがないし、信じてもいない。


だが、長い人生を振り返ってみると、一度だけ常識では説明がつかないようなことを体験したことがあった。


これが霊体験なのかどうかはわからない。


あれは、17才のころ。


高校二年のときに、家から自転車で40〜50分離れたコンビニでバイトしていた。


その日は確か、レジの調子が悪く、普段ならしない残業をせざるを得なかったんだと思う。


帰りがいつもよりも一時間以上遅くなってしまったのだ。


確か、普段のシフトは17時〜22時までだったと思ったが、その日は23時半近くに店を出たと思う。


店から家までの道は、途中何度か大通りを突っ切るものの、基本的には暗い夜道で、人通りも車通りも極端に少ない道だった。


怖がりの人だったら、絶対に怖くて通れないような道。


そんな暗い夜道、俺は帰路を急いでいた。


途中、道の端っこに小学生くらいの男の子が体育座りしているのが見えた。


10歳。


いいや、もっと下かな?


そのときにはもう24時くらいだと思う。


男の子が座る場所の半径20メートルくらいには民家はなく、家の前に座っているというわけでもなさそうだった。


「こんな時間に、何してるんだ?」


とは思ったもののそれほど気にせずに通り過ぎる。


少年は俺が通り過ぎていくのを、ジッと見ていたような気がした。


俺は少し進んでから、ふと後ろを振り向いた。


そして、全身に鳥肌が立ったのを今でも覚えている。


少年が俺のことを走って追いかけてきたのだ。


相手は10歳未満の子どもだ。


俺は17歳。


戦えば簡単に勝てるはずだ。


でも、そのときの俺は全身を恐怖が支配していた。


怖い怖い怖い怖い。。。。。


全力で自転車を漕いだ。


少年の足は異常に速く、全然引き離せなかった。


もう数百メートルは走っているはずなのに、少年のスピードは一向に落ちない。


それどころか、息も全く切らしていないのではないかと思えた。


振り返ってなんども顔を見たが、少年の顔は無表情なのだ。


息が弾んでいるようには見えなかった。


今思うと、不思議なのはあの辺りは、街灯が少ないはずなのに、なぜ俺は少年の顔がはっきりみえたのだろう?


理由はわからない。


俺は後ろを何度も何度も振り返りながら、死に物狂いで自転車を漕いだ。


そして、周りが全く見えなくなっていたんだと思う。


大通りに飛び出してしまい、危うくタクシーに轢かれそうになった。


クラクションを思いっきり鳴らされ続け、タクシーは俺のことを大きく避ける。


危うく大事故になるところだった。


幸いにも、俺もタクシーも無事だった。


あまり覚えていないのだが、確かタクシーの運ちゃんにメチャクチャキレられたような気がする。


でも、そのとき俺はそれどころではなかったのだ。


子どもに追いかけられていて、恐怖に怯えてしまっていたのだから。


そして、不思議なことに、事故りそうになった直後に後ろを振り返ったのだが、後ろには誰もいなかったのだ。


少年の姿がないのだ。


どこに消えたんだ?


少年の一連の行動は、まるで、俺の事故を誘おうとしているようにも思えた。


トリハダが終始止まらなかった・・・・


その後、その少年を見かけたことはない。


あれから20年近く経ったが、あれがなんだったのか、全く分からない。


バイトの疲れで幻を見ていたのだろうか?


それとも、あれが幽霊だったのだろうか?


よくわからない体験だったが、死ぬほど怖かったのだけははっきりと覚えている。


posted by ぬーベー at 09:50 | 実話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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