2013年11月30日

心理的にじわじわ来るゴキブリの怖い話

心理的にじわじわ来るゴキブリの怖い話


注意:気色悪い内容を含んでいますので、食事中の方や昆虫が苦手な方は閲覧しないようお願いします。


オカルト系の怖い話ではないんだけど、俺的に死ぬほどの恐怖体験だった。


これは、10年近く前の話。


当時、後輩の家でテレビゲームをやることに夢中になっていた俺。


モテないし、彼女いたことないしで、男の後輩とテレビゲームやることくらいしか趣味がなかったということもあったんだけども。。。


その後輩は、いい奴だし、一緒にゲームやってると時間が経つのも忘れるくらい楽しい。


でも、1つだけ気がかりなことがあったんだ。


その後輩の家、やけにゴキブリが多いんだ。


もう夏場なんて、1時間に10匹以上見かけこともしばしば。


下手な中華料理屋よりも多いんじゃないかというくらい、続出する。


俺は大のゴキブリ嫌いだから、その点だけは、後輩の家は好きになれなかった。


で、ある日のこと。


俺は例のごとく、後輩の家でゲームをしていた。


夏場ではなかったし、もうゴキブリも出ないだろうということで、安心しきっていたんだ・・・・


俺たちはゲームに夢中になり、白熱してテレビ画面にくぎ付け。


で、無意識に自分の隣に置いてあるペットボトルのミルクティーに手を伸ばした。


そして、そのまま何も考えることなくミルクティーを口に運ぶ俺。


普段、誰もが自然にやっているような動作だった。


俺も、いつも通りにミルクティーを一口飲んだのだが・・・・


口に含んだ瞬間、おかしいと感じたんだ。


でも、いつもの癖なのか、そのまま飲み込んでしまった・・・・


ミルクティーが喉を通過していく感覚が、スローに感じる。


ミルクティーの中に、ガサゴソという甲殻類特有の気持ち悪い感覚が感じられた。


かなり大きなものを飲み込んだような感覚が、確かにあった・・・・


うわっ


全身に、信じられないくらいの鳥肌がゾッと立つのを感じる。


同時に猛烈な吐き気が。。。。


ミルクティーのペットボトルに目をやると、そこには何も入っていなかった。


でも、気が付いたんだ。


ペットボトルの蓋を開けっ放しで、ずっと放置していたことに・・・・


このゴキブリの巣窟、後輩の家で。


俺は凄まじい吐き気を催しながらも、平然とした顔をキープしようと務めた。


いくらゴキブリ屋敷に住んでいようとも、後輩はめちゃくちゃ良い奴なのだ。


ここで、俺が何かしたら、後輩を傷つけてしまうかもしれない。


なぜか、あの時の俺は異常なまでの正義感も溢れてきてしまい、吐き気と戦い続けた。


その間にも、胃の辺りがむずむずしている気がする。


錯覚かもしれない。


うん、そうだ。


きっと錯覚だ。


胃の中で、あいつらは動かない。


でも・・・・もう限界だ。


俺は、何も言わずに立ち上がると、急いで後輩の家のトイレに駆け込んだ。


そして、涙を流しながら、便器に向かって吐き続けた。


ウエェェェーーーー


なんど、あげただろうか・・・・


気が付くと、胃の中にあるものを全部吐き出していたようだった。


立ち上がり、トイレの鏡を見るとげっそりとした自分の姿が目に映った。


そして、軽く口をゆすぐと、見たくはなかったけれど、自分の吐いた物がある便器に目をやる・・・・


すると、そこには一匹の成虫ゴキブリが胃酸まみれでワシャワシャともがき動いていた・・・・・


終わり


posted by ぬーベー at 14:45 | 実話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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