2013年04月09日

短編「ラブホテルの幽霊」


短編ラブホテルの幽霊」>



これは、私が実際に体験したラブホテルでの怖い話です。(幽霊が出てきます)



あれはもう、15年くらい前のこと。



私が独身時代の話なのですが、当時付き合っていた彼女と、デート終わりにラブホテルに泊まりました。



私たちは中に入ると、まず二人でお風呂に入り、それからベッドイン。



明かりは完全に消すことはなく、薄明かりのもと、愛を育んでおりました。



でも・・・



行為の最中、あるとき突然、彼女が



「ねえ、もうやめよう!」




と言い出したのです。



私としては意味が分かりません。



まだ若かった私は、途中でやめるだなんて考えられず、不機嫌にすらなりました。



それでも、彼女はこのラブホテルから出たいというのです。



もう、私が何を言ってもここから出たいの一点張り。



仕方なく、私が折れて、ラブホテルを後にしました。




でも、彼女。



ラブホテルから出たとたんにに、今度は泣き出すんです。



もう意味が分かりません。



理由を聞いても答えてくれません。



でも、少し時間が経ち、落ち着いたころ、彼女は私に話してくれました。



私たちが、行為に及んでいたとき、ふと彼女がベッドの端を目にしたときのことだそうで。



ベッドが上下に揺れるたびに、真っ白い顔をした男が見え隠れするそうなのです。



ギシギシ



と、ベッドが上下に揺れるそのわずかな隙間から真っ白い顔の男が見えるというのです。



私はこんな話、信じられませんでしたよ。



幽霊などという存在を信じていませんでしたから。



彼女が、私のことを避けたくて、幽霊話でも言い出だしたのかなと思いました。



でも、彼女は決定的な証拠を見せてくれたのです。



その白い顔の男は、ベッドの横で、私のバッグをかじっていたといいます。(ベッド横の床にバッグを置いていました)



で、私たちが行為をやめたとたんに、男は消えてしまったのだそうです。




消えたということは、やはり幽霊の線が濃厚でしょうか?



私は、話を聞いたその場で、自分のバッグを確かめます。



すると、確かに真新しい歯形がしっかりと残っていたのです。



相当強い力で噛まない限り、こんなに跡は残せないでしょう。



こんな歯形・・・・確かに、さっきまではなかったはずなのに・・・・



ラブホテルには、怪談や怖い話などがあると言いますが、まさか自分が心霊体験することになるだなんて・・・・



<短編「ラブホテルの幽霊」>終わり


posted by ぬーベー at 03:43 | 本当にあった怖い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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