2013年03月11日

学校の七不思議なのか?怪談なのか?3


前回→学校の七不思議なのか?怪談なのか?2




ベッドの中で、僕はいつの間にか眠っていたようだ。




気がつくと朝だった。




「あれ?今までのこと全部が夢だったのかな?」




いくら考えても、事実だったのか夢だったのかがはっきりしない。




とにかく起きよう。




寝ぼけ眼をこすりながら、食堂に行くと、母は食事を作り父は新聞を読んでいる。




いつもと同じ光景だ。




「おはよう。」




そう声をかけると、二人ともびっくりした顔で僕の方を振り向いた。




「あんた、心配したのよ。昨日、いつ帰ってきたの?どこ行ってたの?」




え?




どういうことだろう?




「あなたが夜中までずっと帰ってこないから、お父さんと二人で探し回って、もう警察に行こうかって話していたのよ。で、私たちが家に帰ってみたら、あなたはいつの間にか自分の部屋で寝ている。何度起こしても起きないし。。。本当に心配したんだから。」




どうなっている?




僕は、昨日朝の9時過ぎくらいには家に帰ってきていたぞ。




家にいなかったのは、母さんのほうじゃないか。




両親からいろいろ聞かれ説教もされたが、僕には何のことやらさっぱり分からない。




昨日のことがあったから、学校に行くのはすっごく気が重く、正直怖かった。




でも、勇気を振り絞り、学校に行ってみると、そこは普段となんら変わらない場所だった。




みんなに、




「昨日、なんで学校休んだの?」




とか




「無断欠席だから、先生心配してたよ。」




とかいろいろ言われた。




学校には来たのに。




いったい、あれはなんだったのだろう?




後で知ったことなのだが、僕の通っていた学校の七不思議のひとつに、




「ある日突然、異次元の世界に行ってしまう」




という話があることを知った。




しかも、その話の落ちを聞いたとき、僕は全身が凍りつかずにはいられなかった。




「異次元の世界から24時間以内に抜け出さないと、もう2度とその世界からは抜け出せない。未来永劫、その世界の住人にならなくてはならない。」




僕がなぜ、あの世界から抜け出せたのかは分からない。




ただ1つ言えること。




それは、もう2度とあそこには行きたくないということ。




あの世界に行くくらいなら、自害した方がいいとさえ思う。




終わり


posted by ぬーベー at 14:27 | 実話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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