2013年02月15日

山道での洒落にならない恐怖体験2


前回→山道での洒落にならない恐怖体験



人を轢いてしまった・・・



放心状態になりながらも、無意識でシートベルトを外し車外に飛び出しました。



「なにっ?!どうしたのっ?!」



京子の大きな声を、私は無視して、倒れているであろう女の人を探します。




暗くてよく見えないな。




車内に懐中電灯を取りに戻ると、京子はまた聞いてきます。



「なに??どうしたって言うの?」



私はまたもそれを無視し、懐中電灯を掴むと地面を照らして回りました。




どこ?



さっきの人はどこに倒れてるの?



パニックでした。



早く処置しなければ、死んでしまうかもしれません。



こういうときは、警察と救急に連絡をしたほうがいいのかな?



それとも、応急処置が先なのかな?



ああもう!



頭が破裂しそうです。



手足ががくがく震えているのがわかります。



私は、何度も何度も地面を照らしました。



そのとき、突然。




後ろに人の気配を感じ、パッと振り向くと、そこには。



京子が怒ったような怯えているような、なんともいえない顔をして立っています。



「ミサっ!急に、なんなの?何の説明もないと怖いでしょ!」



口調からして少し怒っているようでした。



「どうしよう。女の人いないよ。。。どこか遠くに飛ばされちゃったのかな?早く見つけて処置しないとヤバイよ・・・」



私が、泣きそうな声を出すと。



京子は不思議そうに首を何度か傾げてから、こう言いました。




「言っている意味がちょっとわからないんだけど。女の人って誰・・・?」




何を言ってるの?



言っている意味がわからないのはこっちだから。




「だから、今轢いちゃった女の人っ!」



私は少し腹が立ててしまい、強い口調になってしまいました。



京子に当たっても仕方ないのですが、こんな一大事にすっとんきょうなことを言われたら、誰だって少しは腹が立つように思います。



「あの・・轢いたっていうのは、私たちが乗っていた車で人を轢いたってこと?それはないよ。だって私もずっと前見てたもん。ミサは誰のことも轢いてないよ。」



え?




続き→山道での洒落にならない恐怖体験3


posted by ぬーベー at 07:06 | 実話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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