2013年01月29日

実話・南千住の怪談


これは10年前に体験した「南千住の怪談」の実話である。



当時俺は北千住で1人暮らしをしていた。



高校卒業と同時に田舎を飛び出し東京で1人暮らしを始めたは良いけれど、バイトバイトでへとへとの生活を送っていた。



ある日、バイトの残業が多くなり、終電ギリギリになってしまった。



駅まで走ったが、最終には間に合わず。




でもなんとか、上野行きには乗ることができた。




上野から北千住までは5キロはあるだろう。




バイトで残業した後、疲れきった体でこの道のりを歩かなければならないのが苦痛だ。




家賃と生活費でギリギリの俺に、タクシーを使える余裕はない。




選択肢などなく、歩くしかない。




まずは、腹ごしらえに上野の牛丼屋に入った。



これからたくさん歩くのだ。



少しくらい贅沢しても罰は当たらないだろう、ということで牛丼大盛りを注文。




バイト終わりで何も食べていない俺には、牛丼が何よりのご馳走だった。





満腹になり少しだけ休憩する。




このまま歩いたら気持ち悪くなりそうだったからだ。





小休憩をはさみ、「よしっ」と気合を入れる。




途中コンビニで何度か道を聞きながら、身体に鞭を打って歩き出した。




足痛え。。



薄っぺらい履きつぶしたスニーカーはクッションが効いていない。




こりゃあ、思っていた以上にしんどいかもな。



上野から1〜2キロは歩いただろうか。




ここがどこだか良くわからないが、北千住に向かう道は1本道だと教わったので、おそらくあっているのだと思う。




周りには車が走ってはいるが、人は少なかった。



突然、ふと後ろに人の気配を感じ振り返る。



10メートルほど離れたところに、女の人が俺と同じ方向に歩いていた。




ただの女の人ではない。




なぜだか着物を着ている。




何で着物だ?



季節は11月。




携帯で時間を見ると深夜2時近くだった。




続き→実話・南千住の怪談2


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posted by ぬーベー at 13:44 | 怪談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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