2012年12月31日

本当にあった怖い話「障子越しの人影」2


前回→本当にあった怖い話「障子越しの人影」



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動きが激しくなってきたと思ったら、突然その人影は消えた。



隣の家の電気が消されてしまったのだ。



俺は、そのとき始めて恐怖を覚えた。



それまでまったく怖がらなかったのが不思議なくらいだが、なぜだか急に、とんでもない恐怖に襲われたのだ。



次の瞬間、泣き叫んでいた。



泣きながら、一階にいる家族へ助けを求め、階段を猛烈な勢いで駆け降りた。



俺のただならぬ大きな泣き声に、母や姉が驚いた顔で階段の下まで来ていた。



「どうしたのっ?何があったのっ!?」



眉間にしわを寄せ、眉毛を少し上げたような表情で母が聞いてきた。



幼稚園児の俺には上手く説明できない。



しばらくの間、ひたすら泣きじゃくるしかなかった。



母に抱きついてひたすら泣きじゃくった後、少し落ち着きを取り戻し、今見たものを全て話した。



幼稚園児のボキャブラリーだから、どこまで伝えられたかは分からない。




案の定伝わらなかったようで、母も姉も口を揃えて、俺に言った。



「大丈夫だよ。隣の人が二階の電気点けて、部屋の中で少し身震いしただけでしょ?なにも怖いことなんかないよ。」



でも、俺は納得できない。



生まれてまだ数年だったが、あんな変な動きの人間を見たことがないのだ。(大人になった今でも見たことがない)



今さっき見た人影が、とにかく不気味だったことを必死で分かってもらおうと、母と姉につたない言葉で説明する。



まったく分かってもらえずに、今度は伝えられない悔しさで涙が出てきた。



あれは、絶対普通じゃないんだ。



何で分かってくれないんだ。。。



続き→本当にあった怖い話「障子越しの人影」3


posted by ぬーベー at 08:27 | 本当にあった怖い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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