2012年12月18日

怖い話実話 長編「夢でよかった」


この怖い話は、実話だが、誰も信じてくれない。


あれは、俺が大学生の頃だった。


当時、ボロアパートの2階に住んでいた。


バイトから帰ると、疲れのせいで風呂にも入らず、ジャケットも脱がぬままベッドにダイブ。


そのまま、爆睡してしまった。


どれくらい経っただろう。


ガタンという音で目が覚めた。


ん?


時計を見ると2時半。



バイトから帰ったのが確か12時過ぎだから、2時間ちょっと眠ってしまっていたようだ。



あれは何の音だ?



玄関の方から聞こえた気がするが。。。



寝ぼけ眼で、トイレに行く。


ついでに玄関へと目を走らせる。


どうやら、ドアの郵便受けに誰かが何かを入れたらしい。


深夜の2時半だぞ。


「放火とかそういった類のものだと困るな。」


なんて独り言を言いながら、郵便受けを開けてみると、そこには1本のビデオテープが入っていた。(当時はまだDVDなんてなく、ビデオしかない時代だ。)



何のビデオだ?


「AVかな?(笑)」


なんて考えていたが、放火じゃなくて安心した。



多少気になったが、疲れには勝てなかった。



トイレから戻り、まだ脱いでいなかったジャケットを脱ぎ捨てると、そのまま泥のように眠った。



「まぶしい。。」



カーテンの隙間から、日の光が差し込んでくる。



安物のカーテンは薄くて、しっかり太陽を防いではくれない。



時計を見ると朝の9時少し前だった。



ああ、口の中が気持ち悪い。



昨日、歯磨きしなかったからだ。


麦茶を飲み、トイレに行き、歯を磨く。



歯磨きしながら部屋をうろつくと、目が1本のビデオテープにとまった。



昨日の夜に投げ込まれた謎のビデオテープだった。



見てみるか。


なんとなく、嫌な予感がした。



だが好奇心には勝てない。



俺は、テープをビデオデッキに入れると、再生ボタンを押してみた。




続き→怖い話実話「夢でよかった」2


posted by ぬーベー at 05:44 | 実話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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